メトロポリス。
2002年5月24日長編アニメーション映画「メトロポリス」を観た。
原作手塚治虫、脚本大友克洋、監督りんたろう。
否が応でも期待度が高まる。
…期待しすぎたかな(汗)。
実は一回、オープニングを観た時点で、ビデオを止めた。
ちっとも俺の中で受け入れる器が見つからなかったのだ。
ダメだった理由は、緻密に描き込みすぎた背景と、
奇をてらいすぎて、押し付けがましい音楽。
ある種の嫌悪感すら覚えた。
そして、のめりこめないまま前半、中盤終了。
後半の後半で、「おっ、面白いじゃん」と思ったが、
5分くらいでそれが終わっちゃった。そして映画も終了。
ドラマ性が味気なかった。
ところどころでCGとすぐわかる背景があってヤだった。
とにかく、音楽が俺はダメだった。
宮崎アニメ「天空の城ラピュタ」で、
ラピュタが崩壊する時に、メインテーマが、
児童合唱団のコーラスだけになり、
演出として最高の効果を得たが、
「メトロポリス」でも同様の事を狙ったのか、
ジグラットが崩壊する時に、
レイ・チャールズの「I can’t stop loving you」を流した。
しかし効果としてはラピュタのそれには到底及ばなかった。
むしろ無音の方がカッコよかった。
ああ、ここまで音楽が鼻に付く映画も珍しいなぁ。
ていうかあの手の音楽嫌いなんだよね、ぶっちゃけ(爆)。
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